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芸術資料館

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芸術資料館は,平成3年(1991)京都市立芸術大学に設置された大学博物館で,美術系博物館に分類されます。博物館法第29条による博物館相当施設の指定を受けており,本学の博物館実習の受入施設となっています。 所蔵品は,学生の卒業作品と旧教員の作品及び美術工芸に関する参考資料で,明治13年(1880)に開校した京都府画学校以来の百年を超える歴史を受け継ぎ,写生や粉本を含めた総数は4千点に上ります。学内での教育活動はもとより,陳列室での一般公開や,展覧会への貸出しなどによって,広く利用に供しています。陳列室は大学中央棟1階西側,ギャラリー奥にあり,学年歴に応じて年間120日以上展示を行います。 京都と本学の歴史に根差した調査研究活動を通じて,積極的に作品と関連資料の収集を行い,近世から現代に至る貴重な資料の保存機関として,また市立の芸術大学としての責務を果たすため,社会への還元をめざしています。